渡邉 幹夫
Mikio Watanabe
1954年、横浜生まれ。美大では油絵を学んだが、1977年、思うところあって渡欧を決心。シベリア鉄道でパリに入り、ヘイターのアトリエ17で版画製作を数年間、学ぶ。パリ郊外に居を構えながら、1981年からメゾチント技法による裸婦作品を発表。まずニューヨーク、ついでパリ、日本で個展を開催。以後ずっとアメリカ、ヨーロッパ、日本の各地で作品を発表、それぞれの国において熱心なファンを掴んでいる。展覧会歴多数。作家のサイトを参照されたい。現在、ブルターニュ半島ピエリックの農場を根拠地に、裸婦だけでなく自然の動植物をモチーフとしたメゾチント製作を続けている。版画廊では1994年以降、2年に一度のペースで新作展を開催。